インフルエンザの治し方

インフルエンザの治し方

インフルエンザは毎年、日本中に猛威を振るう感染症の一つです。日ごろの体調管理も大切ですが、どうしても感染を避けられない場合がありますので、予防や治療方法を熟知しておくことが大切です。

インフルエンザ予防に関するイラスト

インフルエンザ等高熱時の入浴は危険なのか

インフルエンザは高熱が出る病気として最も有名な物となっていますが、身近な症状であるからこそ正しい対応については分からない部分も多いものです。各地には民間療法やそれぞれの人の経験則に基づく治療法などが多く広まっていますので、医学的な判断を正確に把握できないのがその原因でしょう。そのインフルエンザの中でも特に気になるのが「発熱時の入浴」です。熱で体に汗をかいている状態ですから出来れば入浴をしたいと考えることとなるわけですが、実際のところこれはあまり良いことではありません。もちろん入浴自体は皮膚に着いたウイルスを洗い流してくれる効果が期待できますし、インフルエンザウイルスでも同様のことが考えられます。ただ問題になるのが入浴によって体が汗をかくことなのです。常にお湯につかっているためあまり意識はされませんが、入浴中の人の体ではかなり盛んに汗が出るようになっています。しかし汗が出るということは体が消耗していくということになりますから、インフルエンザによって既に体力が減っているところに追い打ちをかけるということになりかねません。そうなると体力回復には時間がかかり、それによって完治までがさらに長引くということになりかねないのです。また入浴が終わってお風呂から出ると、体温が急激に変化することも問題です。特に湯ざめをすると体温維持のために体力が消耗していくことになりますから、やはり完治まで時間がかかることになります。熱が37℃以下などになったのであれば入浴は問題ないとされるのがほとんどですが、38℃以上などの高熱が続いているようであれば汗をふく程度にとどめ、入浴は熱が下がってからにした方が無難でしょう。

インフルエンザのかかった時の食生活の注意

インフルエンザにかかってしまった時には本当につらいものです。診察もしてもらって薬を飲んだら、後は滋養のある食事をして栄養を補給しながら安静にしておくようにしなくてはいけません。まず最初に気をつけたいことは、高熱が出ますのであまり食欲が出ないときには何も食べたくないと感じてしまうことも多いです。食べられない時に無理をしなくても良いので、そういうときには脱水症状を起こさないように水分だけは必ず補給しましょう。食べられる意欲が出てきたら、今度は少しずつ柔らかいおかゆなどを用意したり、温かいものが難しいなら冷たいスープに野菜をたっぷりと入れたものなどを用意して、栄養バランスに配慮しながら食事も用意していって下さい。ヨーグルトや果物など、食べやすいものを食べるのでも構いません。食欲が出てきたらしっかり食べる事でインフルエンザに対抗できるようにさらに体を回復させていくのです。インフルエンザを治そうと思ったら、食事は重要です。タンパク質で免疫力などをアップさせて、ビタミンCで感染や寒さへの対策をしていきます。ビタミンAで皮膚の粘膜を健康に保つ事ができますから、ウイルスの侵入を防いでいく事もできます。もしインフルエンザにかかってしまった時は、水分補給を行いながら食べられるものから食べていくようにしましょう。コーヒーなどが好きな人は多いのですが、感染中は控えましょう。利尿効果も高いのでせっかく取った水分が失われてしまうのです。それに、消化に悪い脂っこいものなども、食べるとそれだけ体に負担をかけますので食べるなら治った後に少しずつ食べていくようにして下さい。食事を用意するのも大変ですが、しっかりと食べて体を元気にしていきましょう。

インフルエンザ治療後、寝具は洗う?

インフルエンザは大流行を起こす感染症であるということが知られています。飛沫感染が主な経路であるとはいえ、接触感染も起こすことから、患者の近づいたものには近づきたくないという潔癖症の人もいるでしょう、誰もがインフルエンザにかかるリスクは下げたいものであり、どうしても基にかけてしまうことというのはあるものです。インフルエンザにかかると高熱や節々の痛みがあって日常生活を続けるのは困難になることはよくあります。そのため、布団に入って寝込むことになるのも珍しくありません。発症してから4、5日すると熱も下がって元気になってくるため、徐々に社会生活に復帰しようと考えるようになります。インフルエンザの治療が終わった後に気にかかるのは寝具からの感染です。寝込んでいる間に咳やくしゃみもするものであり、寝具には無数のインフルエンザウイルスが付着しているのではないかと思って、すぐにでも洗ったほうが良いと考えるかもしれません。しかし、ウイルスは感染先がなければ長時間生きていることは難しいため、寝具が感染源になるということはほとんどないと考えても問題はありません。また、もしウイルスが生きていたとしても洗剤で洗えば死滅するため、他の洗濯物と一緒に洗ってもウイルスが蔓延することはないのです。しかし、インフルエンザ患者の使った寝具を洗わないでよいかというとそういうわけではありません。高熱にうなされて寝ていると大量の汗をかくのが通常であり、寝具は汗で汚れています。衛生面を考えると、インフルエンザ治療後、もう寝ていなくても大丈夫ということになったら洗濯をして清潔な状態にした方が良いのは確かです。感染よりも衛生面を考えて寝具を洗うことは大切です。